関西で働く女性のライフスタイルマガジン［関西ウーマン］

私が新卒でメーカーに入社することを決めたとき、自分にとって「どうしてもやりたい！」と思える仕事は何なのか、まだわかりませんでした。

企画、マーケティング、開発、製造、物流、営業・販売・・・。

本で読んだり働いている人の話を聞いたりした限りにおいて、「これっておもしろそうかな？」と思うものはあるのですが、なんせやったことがないから、実感として「おもしろい！」「やってみたい！」というところまでいかない。

結局、入社後、仕事に携わる中で、「こういうところはおもしろい」「こういうところはおもしろくない、合わない」といった感覚を頼りに、携わる内容を調整していった結果、今の私に辿り着いています。

要は、
[考える→行動する→感じる] → [考える→行動する→感じる] → [考える→・・・]
を繰り返して、自分がどうしたいかを見極めていったような感じです。

そして、この中でも「行動する」ことの大切さを、切に感じています。

話は変わりますが、あることについて自分がどうしたいか、どういう方向性に進みたいかを考えたところ、結論として、主にAとBの２つの方向性が出てきたことがありました。

やりたい想い、気持ちの強さでは、Aの方がBよりも少し勝っている。
でも、得意かどうかという点では、Bの方がAよりも少し勝っている。

そんな中で、とりあえず仮決めでBにすることにし、Bで行動を始めたところ、

「思いのほか、Aに対する自分の気持ちが強いこと」
「A or B ということではなく、AとBの両方を組み合わせてやれる方向性があるのではないかということ」
に気がつきました。

これは、仮決めで、Bを選んで行動しなければ、気づけなかったことです。

このとき、改めて、行動してみることの大切さを実感したのでした。

心が決まらないと、行動してはいけないような気になることもあります。

「一度はじめたことは、やり遂げなければいけない」「失敗してはいけない」という思いが強い人は、特にそうなのではないでしょうか。

でも、行動してみて初めてわかることもあります。

だから、とりあえずやってみることをお勧めしたいと思います（＾＾）