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永木 恵美子
歯科矯正学博士 きょうばし矯正歯科クリニック院長

For Your Smile 医療・ヘルシーライフ 2016-01-19
お口で呼吸をするのはいいこと?悪いこと?

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、2016年度第一発目のコラムは、「口呼吸」についてです。

最近、電車などに乗っていますと、口をポカーンとあけていらっしゃる方をよく見かけます。
口で息をする方が、たくさん呼吸できるからでしょうか?

実は、お口で息をするのは医学的にいって、あまりお勧めできません。

なぜなら、お口のなかは唾液がいつもある、湿った状態が好ましいのです。
お口で息をすると乾燥した空気がふれることで、歯茎が炎症を起こしてしまいます。
また、直接乾燥した空気が喉のあたることで、ウィルスなどの病原菌に感染しやすくなります。
お口のなかの細菌もバランスも崩れてしまいます。これは、お口の環境を崩す原因になります。

また、口で息をすることで、歯や唇の形態、位置も変化してしまいます。
唇はだらっと開き、歯は出っ歯気味になってしまいます。咬み合せも開いてきてしまいます。
顎先(オトガイ)にはしわができ、とても美しい口元とは言えません。

この口呼吸は習慣性ものですので、鼻に病気が無い限りは、なるべく鼻呼吸に変えていくことが、
あなたの健康のためにも、美しさの為にもよい結果をもたらします。
鼻で呼吸しにくい方は、耳鼻科を受診して、その原因を除去することをお勧めします。

鼻には鼻腔といって、乾燥した空気を湿らせ、鼻毛などが異物を除去する機能が備わっています。
鼻こそが、呼吸をするための専門の器官なのです。これを使わない手はありません。

この寒い冬、マスクで口元を隠すひとがいますが、根本的には鼻で息をすることが人間にとって、
一番理にかなった呼吸方法です。ご自身の呼吸を見直す機会になりますように。
きょうばし矯正歯科クリニック
火水金:12:00-19:00 土日(隔週)
10:00-17:00 ※予約制
大阪市都島区東野田2−3−19 MFKビル4F
TEL 06-4801-9055
http://www.kyobashi-kyousei.com​


 

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