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ガードナー 瑞穂
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いつも心に太陽を ライフスタイル 2015-08-19
まずは私が変わる事から

夫のサニーが今週、私立の学校で子供達に世界平和をテーマとした夏の英語セミナーをする。

今自分の周りにあってあたりまえと思っている一つ一つに感謝の気持ちを持つ事。
自分の周りにいる人達を尊敬し思いやり愛する事。
それをまずは自分の身近なところから始める事。
私から変わる事、私たちから変わるという行動を起こす事で世界が変わるという内容。

これを子供達に英語で3日間レッスンをして
最終日に子供達と共に一緒にプレゼンテーションをする。

私はこのプレゼンテーションのボード作りを手伝いながら、
この3年近く私が悶々と悩んでいた事の答えを急に手に入れたような気づきがあった。
なるほど私が探していた理想はこういう事だったのかと。

私達は今年四月中旬に箕面の小野原という地域に引っ越しをした。
その理由は、この地域は外国人やミックスルーツを持つ子供達が、
大阪の中でも沢山住んでいる地域であるから、
夫と息子と私にとって生活しやすいベストな地域であると思ったからだ。

私たちが前に住んでいた地域も、
北摂地域で今住んでいるところからそんなに遠くはないのだが、
外国人は少なく夫と息子が道を歩くと常に目立ってしまっていた。

近所の公園に行くたびに、私は初めて会うお母さんに
何処のハーフ?
旦那さん何処の国の人?
と毎回聞かれその度にストレスや怒りを感じながらも
丁寧に愛想良くその質問に毎回答えていた。

私の心の声はこんな質問を受けるたびにこういっていたのだ
公園で一緒に遊ぶだけで、何処のハーフと聞いておく必要があるのか?
私が初対面で会うなり、あなたの旦那さんどこ出身?ときいたらビックリするでしょう?

ママ友を探そうと地域の母と子供の集まりにいっても
ハーフが良かったな、英語はしゃべれないから旦那さんの精子だけ欲しいわ。
赤ちゃんの髪の毛染めたん?
英語を無料で勉強出来るから子供達一緒に遊ばせたいわ!連絡先教えて!
ハーフのお母さんにいつも聞いてみたかったんだけど、
ハーフの子供ってお母さんと全然顔が違うやん、本当に自分の子供と思えるの?

その発言が人種差別であることなど意識なく、
悪気はなくお母さん達が次から次へと私に話しかけてくるのだ。

こんなずれた差別的発言を、他のお母さんにアメリカでしたらどうなるか?
ありえない。
この意識が悪気がないというところが日本がこれから国際化してゆく上で、
日本人全体で意識改革をしなければいけないところであると
私は帰国して来てからこの何年思っている。

国際化、それは子供に多額のお金をかけて英語を幼児の頃から教えるということではない。
まずは多文化の国際理解の教育が必要で
親達がこのような閉鎖的な浅く時代錯誤の発言を無意識にしていしまっている事を
恥ずかしいと自覚する事から始めないといけない。

そんな事を地域の母と子供の集まりで講義をしても、
なにあの変な人!で終わってしまうし、私はそういう性格ではないので、
私は逃げるように無言でその場を去り、
2日間家に引きこもってもうそんな会にはもう二度と参加すまいと倒れていた。

はっきり言い返せない、自分にも苛立ちを感じたし、
もし私がはっきり言ったところでおそらく彼女達は
私が言っていることが理解出来ないんじゃないか?とも考えていた。

これから日本で子育てをどうやって、
他のお母さんと子供達とバランスをとっていけばよいのか。
私は分厚い壁にぶち当たっていた。

そしてまずは息子にとって一番良いと思われる地域に
引っ越す事から始めようと引っ越しを決めた。

今の地域は想像以上に気に入っている。
まず公園に行っても、何処のハーフ?と聞かれない。

夫が朝ジョギングをしていると英語で犬を散歩している人達に挨拶されるそう、
前の地域では珍しい動物を見るような目つきでじろじろ見られてたから、
生活しやすいと夫も気に入っている。
私の気持ちも周りへの苛立がなくなり落ちついた。

最近気がついた事は、
実は自分が前の地域に住んでいた頃は
周りの発言に対して敏感になりすぎていたのではないかということであった。

周りに怒っていた私が、実は自分が閉鎖的で敏感すぎたのでは?
と思うとは自分でもとても意外であった。

親である私が他の親に対して、敏感にびくびくしていては
子供も子供の友達との間に、線引きをするようになり
閉鎖的になってしまうということ。

母はもっと強く大きく物事を受け入れ解釈し許し、
息子が自分と周りの子供達の違いに気がついたときに
それで良いのよ、とさらっと言ってあげられるようであらねばいけないということ。
それが私の理想のは母の姿である事。

人間関係は皆違うから面白い、
違うからこそお互いに学びがありハーモニーが生まれる。

思いやり、お互いの違いをリスペクトし合うという事が愛であり。
否定し合って、怒りをぶつけて、他者との間に壁を作り孤立した生き方の中に成長はない。

そんな生き方をする自分を、
息子に見せたくはないなという気付きがあったのだ。

そう、ここではじめに戻り、私の見つけた答えはこうである。
まずは私が変わる事からはじめよう!
Change begins with me!

これは様々な状況、人間関係、家族や仕事内で周りにフラストレーションを感じている人、
皆に一人一人に当てはまるメッセージであると思う。

誰かを指を指して上手く行かないのが
相手のせいにして文句を言って戦っても始まらない。

相手に指を指した時、後の3本の指は自分を刺している。
周りのせいにして自分が被害者になったり、
相手を否定して怒る事は何の解決にもならない。
怒りからポジティブなハーモニーは生まれない。

あなたがまずは愛と感謝と他者への尊敬を持って変わること。
私が変われば私の周りも変わり始めポジティブな方向に動き始めるのだ。
 
英会話アルテミス豊中
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