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真箏 まこと
元祇園芸妓/JAZZシンガー 真箏の部屋

真箏のおおきにコラム ライフスタイル 2015-09-08
瑠璃色の地球

“夜明けのこない朝はないさ”
の歌詞で始まる松田聖子さんの曲。

思わず、聖子ちゃーん!!
と、大きな声で言いたくなります(笑)

「瑠璃色の地球」

心にぐっときた曲、なんで今?!と
思われる方もいらっしゃるかと・・・

私の“心”が変わったのでしょう。
と、しか言い様がありません!!

私個人的に英語の歌しか興味が無かった時期に出て来た曲で、
その頃は、歌手とかアーティストとかカテゴリー分けが、自分の中で行われていて
私の中で、たぶん聖子ちゃんの曲は歌謡部門だったんでしょうね。

ちゃんと耳を傾けもしないで、
ふーん歌謡曲。って、「決めつけ」ていた・・・

聖子ちゃんの歌唱力もこの歌のメロディーも歌詞も ほんとに素敵なのに♪

しかし、「決めつける」とか「こだわる」って
その時のマイブームみたいな勝手な判断だったりします。

視点を変えれば すべてキラキラしたものに見える心を
人間は持たせてもらっているはずなのに・・・

その心の中にある“思いやり”を出さない手は無いなと!
最近、思うのです。

以前は自分の好むものが良い、と、
「こだわり」「きめつけ」「おしつけ」みたいな部分があり、

例えば普段の生活の中では「正義と悪」という観点がありましたが、
今は視野を宇宙に広げたら、あら、不思議!!

そんな「こだわり、きめつけ、おしつけ+評論的な~」では無く
そこも含めてだけど 根本的には全て『有り難い』ことなんだなーと
改めて思います。

想像をしてみて下さい、宇宙があって地球があって自然があって
自然の恵みである命を頂戴して生活や自分の命も成立っているという
客観的自分の立ち位置。そう、私達は“宇宙の一員”なのです。

ちょいと大層な気もしますが(笑)

自然の恵み、空気や土 雨、太陽の恵みのお陰で穀物も育ちます。

歌や踊りは五穀豊穣の感謝の気持を現す表現の一つですから
これをお仕事とさせてもらっている今、感謝の気持ちで
「させていただく」 っていう心をひしひしと感じています。

舞台に立たせてもらう事、歌わせてもらえる事が
ほんまに有り難いことだな~っと。

ほんまに、お仕事も何もできるのも自然と平和があってこそ!なので、
ジャンル分け、カテゴリー分けで「決めつけ」るんではなく
視野を広くすると 全てにおいて本来は有り難うだなと気づきました。

ちょっとした拘りよりも
瑠璃色の地球の歌詞にある様に

「地球という名の船の 誰もが旅人」と、
宇宙という海に浮かぶ地球船、みんな仲良くして
在るものは大切に使わせて頂く心、
今世という旅の中で、理性“思いやり”を働かせることが出来るのが
人間ができることなんですよね~。

ほんまに 生まれさせてもろて おおきに~しかおへんどす。

国境とか、誰の何、誰の物、の前に 地球にあるものを
使わせてもらって 地球さん おおきに~しかおへんね~。

この秋、観月の夕べや歌のお仕事では「瑠璃色の地球」も
歌わせて頂きたいです♪

歌詞にもあるフレーズ、
「ひとつしか無い 私たちの星を守りたい」
と、心を込めて。

いつも、おおきに~!

 

ありがたいことどすぅ ライフスタイル 真箏 まこと元祇園芸妓/JAZZシンガー
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