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小川 由佳
コーチ、研修講師 FAITH(フェイス)

働く女性の自分らしい生き方入門 メンタルカウンセリング 2014-08-26
やりたいことがわからないあなたへ(2)

~心のセンサーを磨く方法

レストランで注文する料理を決めるとき、みなさんはどんな風に決めていますか?

1. 「あ、これ食べたい! これにしよう~」と決める
2. 「昨日はお肉を食べたから、今日はお魚の方がいいよね」と決める
3. 「できるだけ野菜を摂った方がいいから」と決める
4. 「これが今日のサービスメニューでお得だからこれにしよう」と決める
5. 「この店にはめったにこないから、ここの看板メニューを食べといた方がいいよね」と決める
6. その他

この中で、(6番はちょっと脇へ置いておいて)1番から5番までを、
あることでグループ分けすると、1番のグループと、2~5番のグループに分かれます。

さて、[1番のグループ] vs [2~5番のグループ]は、
それぞれどんなグループになるのでしょうか?







答えは
[1番のグループ] は、心で感じて決める
[2~5番のグループ]は、頭で考えて決める
です(^-^)

先日、ランチタイムに、イタリアンレストランに行ったときのこと。
私、メニューを見てすぐ、「チョリソーのピザ、おいしそう~」って思ったにもかかわらず、
結局、「昨日はお肉を食べたからお魚の方がいいよね」と思い直して、
魚介のリゾットを頼みました。

これって、まさに頭で考えて決めているんですね。

自分では無意識で行っていたのですが、ハタと自分のやっていることに気づいたとき、
私、無意識に、『心で感じること』よりも『頭で考えること』を優先しちゃっているかもなあ
って思いました。

コーチングを申し込まれる方から、
「自分がどうしたいのかわからない」というお声を聞くことが多いです。
「あーだこーだいろいろ考えるけど、結局自分がどうしたいのかよくわからない」と。

本当は、上記1番のように、「これが食べたい!(これがやりたい!)」って感じたいんですね。

でも、どうしても2番~5番のように、「〇〇した方が将来にとってプラスだから」とか、
「周りには〇〇を進められているから」とか「〇〇は向いているように思えないから」とか、
いろんなことを考えてしまう。
で、自分がどうしたいのかわからなくなる。

そんな方は、日常、知らず知らずのうちに、頭で考えることを優先させて、
心で感じたことにフタをしてしまっているのかもしれません。

だから、いざ、心で感じようとしても、そのセンサーが鈍ってしまっているのかもしれません。

だとしたら、ランチ時でもいい、日々の選択の中で、
あえて心で感じて決めるっていうことをやってみるといいと思いますよ。

センサーは磨けば、性能アップしていくものですから。





 

やりたいことがわからないあなたへ(3) メンタルカウンセリング 小川 由佳コーチ、研修講師
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