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岡田 真結子 フラワーデザイナー/バーテンダー flower & bar Relier(ルリエ)
皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
季節を楽しむ花レシピ ライフスタイル 2015-07-22
向日葵を楽しむレシピ
夏のお花の代名詞、向日葵。
花屋を始めてから好きになった、お花のひとつです。

それまでは、
育てやすく、塀の高さまで大きく成長する花という印象の、
丈夫でがっしりとした、おおらかな花というイメージでした。

また、姿形においては、子供でも色鉛筆が3本あれば描けるという位、
作りもシンプルで、色の境目も分かりやすい印象で、
そのため、花束などに入っていると存在感が強く、
他のお花と調和しにくいというイメージでした。

でも花屋を始めて、市場へ仕入れに行くようになってから、
たくさんの種類の向日葵がある事を知り、
“これをブーケやアレンジメントに使ってみたい!”と思うようになりました。

色も黄色だけでなく、オレンジがかったものや、茶色などもありますし、
花びらも細かくて、中央までびっしりと詰まったものなどもあります。

そういった珍しい向日葵達は、お店に並べていても、
「これは何の花ですか?」とよく尋ねられ、
「向日葵ですよ。」とお答えすると、驚かれる事もしばしば。

今回は、そんな綺麗で可愛い向日葵たちを、
ご紹介したいと思います。

まずは、名前まで魅力的な、その名も“絵画シリーズ”。

向日葵が描かれた絵画も、色々ありますよね。
「あぁ、確かにこんな向日葵だったな」と、思わず納得してしまう向日葵。



中心が茶色く、花びらもひらひらと華やかな“ゴッホのひまわり”。



明るいイエローは、“モネのひまわり”。

他にもゴーギャンや、マティスのひまわり、なんていうのもあります。



こんな茶色の向日葵は、とてもシック。
これは、“プロカットレッド”。
まるでビターチョコレートのよう。



今年、花市場で面白い向日葵を見つけました。
名前は、“緑の王冠”。
本当に王冠みたい。
何日か経つと、オレンジの花弁が顔をのぞかせました。



八重咲きの向日葵、“マヤダブル”。
花弁がぎゅっと詰まっていて、とても華やかです。

ここで紹介したのはほんの一部ですが、
他にも色んな種類の、色んな名前が付いた向日葵があります。
名前と姿を見比べてみるのも、楽しいですよ。

そんな素敵な向日葵たちの、お勧めの飾り方。

他のお花と一緒に合わせるなら、
茎がカーブしているようなお花や、
小花が集まって咲いている、ふわふわとした印象のお花など、
ひまわりと対照的な姿の花材がよく合います。



他には、種類の違うひまわりを1輪ずつ何種類か集めて、
大小様々な器に思うままに生けるのも、とても楽しいアレンジになります。



これなら花瓶がなくても、
ご自宅にあるグラスやガラスの器などを集めれば、
手軽に楽しむ事が出来ますよね。

ガラスの器だと見た目も涼しげなので、
夏にはぴったり!

是非この夏は、お花屋さんの前を通ったら足を止めて、
お気に入りのひまわりを見つけ、楽しんで下さいね。
皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダー
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/  
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier

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