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下戸 眞由美 京都 癒しの旅 案内人 京都 癒しの旅
「日常から離れてゆっくりしていただきたい」京都生まれ京都育ちの案内人が、静かにゆっくりと心のままにコーディネート&ナビゲートいたします。
京都 癒しの旅 ライフスタイル 2015-01-17
京都の休日の楽しみ方~新春編
みなさん、新年をどんな形で迎えられましたか?
私は源光庵さんで除夜の鐘を撞かせていただき、その足で今宮神社へと向かいました。
年越しは暖かかったのですが、元日より記録的な大雪の京都でした。

そのおかげで1月2日の金閣寺は見事でした。

1月中旬から節分明けのこの時期の京都は静かで凛とした空気が気持ち良いです。

心静かにお寺や神社での時間を持つと心も整っていきますね。
7日の七草粥、15日の小豆粥など、日本人が古くから行って来た習わしを大切に過ごすのも大人の女性ならではかと。

京都で小豆粥をいただく、その中で食事をいただくことについて考えてみる。
自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

妙心寺塔頭の東林院。
「小豆粥で初春を祝う会」にて。
まずは祝菓子で初春のお祝いを。
部屋を変えて、小豆粥をメインに精進料理ををいただきますが、まずは「生飯(さば)の儀式」を。
木で出来たちりとりのようなものに小豆粥を少し分け入れます。
これを庭に置き、小鳥たちにもどうぞということです。
そして、食事五観文を唱えます。

一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。
二つには、己が徳行の全欠をはかって供に応ず。
三つには、心を防ぎ、過貪等を離るるを宗とす。
四つには、正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり。
五つには、道業を成ぜんが為に、将にこの食をうくべし。

お茶の世界で言われていることと同じです。
自然や野菜を作ってくださった人、人として正しく生きるためにいただく食事に対して反省と感謝の心を持ち、新たな誓いを心に持つこと。

普段は手を合わせるだけですが、言葉にすると、いただけることがありがたいとより感じます。

庭には水琴窟が。
竹筒がありますが、耳を近付けなくてもいい音が響いています。

東林院
京都府京都市右京区花園妙心寺町59
新年に心静かに自然に感謝して禅寺で小豆粥をいただく。

凛とした空気の中で過ごした時間を振り返り、おしゃれな日本茶カフェで温まりましょう。

御室さのわ
京都市右京区御室竪町25-2 デラシオン御室1F
素敵な和の小物も置かれています。
こんなカードで一言添えられる女性に憧れて。
新春の京都で静かに過ごし、1年のスタートを切りませんか?
当日、雪が積もっていたら、迷わず金閣寺へ参りましょう。

京都癒しの旅は大人の女性が楽しめる京都をご案内します。
冬の京都があなたをお待ちしています。
 
下戸 眞由美 (おりと まゆみ)

京都癒しの旅
http://ameblo.jp/kyoto-iyashinotabi/

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