美肌の条件④ |
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シリーズで皆様にお届けしております美肌の条件。 前回では、キメが整っているチェック方法とその対策を お話させていただきました。 「キメ活」頑張っていますか?? では、美肌の条件をおさらいします。 【5つの美肌の条件】 水分があって潤った肌 お肌のキメが整っていて、滑らかな肌 ピンとしたハリがある肌 弾力がある肌 血色のよい肌色 艶がある肌 でしたよね! では今回はハリがあるお肌のチェック方法と ハリのあるお肌に導く対策法お伝えします。 「真皮」と呼ばれる部分の弾力が低下してくると、お肌のハリが失われてしまいます。 「加齢による衰え」が原因として考えられます。 加齢とともにお肌の水分量も大幅に減少しますし、ハリや潤いを保つ働きも低下していきます。 クッションやお布団で言うところの綿のような存在を「真皮」といい、 綿がへたったり、内容量が少ないとペタンコな状態ですよね。 綿がたっぷり入っているとフカフカですね。 これと同じように、綿が少ないとお肌のはりが失われている状態になってしまうのです。 では早速、お肌のハリチェックをしてみましょう。 ●チェック方法● 鏡を見て、たるみが出やすい目元・ほうれい線・マリオネットライン・フェイスラインの 4つのラインをチェック! ①目の下のライン 鏡を見ながら、指を両方のこめかみにあててみます。 手の平で頬を包み表皮全体を外側へやさしく引っ張ります。 この時、目元にシワが見えたら要注意。深いシワができる前に すぐに目元のケアを! ②マリオネットライン マリオネットラインは、口角から顎の下に向かって伸びるラインです。 口周辺の筋肉が衰えてくると、口角が下ってマリオネットラインが出てしまいます。 普段から口を開けっ放しにしたり、への字口にしている人も要注意。 ③ほうれい線 小鼻から下に伸びるほうれい線。 顔の中でもよく使う筋力ということもあり、たるみやしわが出やすい部分です。 このラインがぼんやりしてくると、老けた印象が急激にアップしてしまいます。 また、左右どちらか片方で噛むクセがある人は、片側だけにほうれい線が出ることも。 歯並びだけでなく全身のバランスが悪いとここに影響が出ます。 ④フェイスライン 顔全体のハリが失われると、筋肉が皮下脂肪を支える力が失われてしまいます。 むくんだようなぼんやりとした表情になってしまうのです。 二重あごなど顎のラインが崩れてきたと感じたら、フェイスラインを要チェックです。 肌のたるみで一番大事なのは“予防”。 まずはたるみやしわの予兆がないか日々こまめに確認しましょう。 ●予防法と対策● ①腸内環境を整える。 腸の状態と肌の質というのは、実に密接な結びつきがあるのです。 ハリのある肌を手に入れたいなら、腸内の環境を整備することが重要です。 肌にはりを与えるのはスキンケア化粧品だけとは言い切れません。 肌に良い影響を与えるとされるスキンケア化粧品をたくさん取り入れても 体内の健康状態がベストでなければ何の意味もありません。 肌に良いと言われている商品のはずなのに 肌の状態に変化が見られない人は健康状態に異常があるのかもしれません。 まず腸内環境をよくするように食生活にテコ入れしましょう。 お腹の状態が悪い症状が取り除けなくなっていませんか。 便秘や下痢になっている腸の内部は正常であるとはいえません。 腸を整える作用がある食材として食物繊維が多く含まれているりんごを食べましょう。 食物繊維には、便秘や下痢を軽減する効き目があります。 よい腸内環境を取り戻すと、吹き出物のような肌トラブルから解放されますし、はりとツヤがある肌になれます。 他にも、白菜も腸を整える効果が大きい食材です。 塩漬けなど手を加えた状態にしても白菜に入っているビタミンCが破壊される心配はないので、肌に適した食材なのです。 このところ世間の関心を集めている寒天も、体内に留まっている老廃物を取り除いてくれるので 便秘の解消とさらには美肌になるための助けもしてくれる食材なのです。 腸内環境と肌のはりはお互いに関わり合っていることを把握しておきましょう。 ②マッサージでハリ効果 肌のはりを得るためには、体の中と外の両方向から働きをさせることが肝心です。 体内からというのは、先ほどの腸内環境整備もそうですし、体内環境をリセットし健康的な体に生まれ変わることなのです。 体外から働きかけるというのは、化粧水や美容液を使用したり、マッサージをするなどで肌を適度に刺激することを言います。 体内・体外でバランスが整うことで、健康的でなおかつはりや潤いの備わった美肌が生まれてくるのです。 良く言われる美顔マッサージは、やり方を間違ってしまうと肌のストレスに繋がってしまいます。 マッサージを行うとき、肌に不必要な摩擦が加わらないように気を付けましょう。 摩擦というのは、肌に対して大いに負担をかけます。 かゆみや炎症が起こる場合もありますし、長期間続いてしまうとしみやしわとなってあらわれてきます。 顔面マッサージは、毎日適度な時間するのが最も有効です。 長すぎるマッサージというのは、肌にストレスを与えることになるので抑えるようにしてください。 それから、マッサージは要らない摩擦を発生させないために 潤滑のよい化粧水や乳液などをつけて行うことをお勧めしますが クレンジング剤はやめましょう。 クレンジング剤を使ってのマッサージは、とても良いように感じますが クレンジング剤は肌が負担を感じるため、なるべく短い時間ですすぐようにしましょう。 リンパの流れに逆らうことなく、過不足のないレベルの力でマッサージを実践します。 リンパの流れが良好な状態になると、栄養分が体の隅々にまえ届けられ肌のはりが戻ってきます。 時には、私たちプロにお任せして定期的にマッサージに通うのも良いでしょう。 ③表情筋を鍛える 身体の筋肉は、使わないと衰えて来ますが、顔の筋肉も例外ではありません。 表情筋と呼ばれる顔の筋肉を意識的に動かして鍛える事により 肌のたるみを予防したり改善する事ができます。 簡単に表情筋を鍛える方法としては「あいうえお体操」というものがあります。 これは「あーいーうーえーおー」と口をそれぞれの発音に合わせて大きく おおげさに動かして何回か繰り返します。 声は出しても出さなくてもかまいません。 起床後に行うと顔のむくみを解消し、たるみの予防と改善になる他、顔が引き締まり小顔になる効果もあります。 また、あごのたるみを改善するには、首を後ろの傾けて天井をみて 口を大きく開けて舌をぐーっと伸ばし、5秒たったら顔を元に戻すという方法が効果的です。 ④栄養の心掛け 家計に負担をかけずに日常的に続けることができる方法としては 毎日口にする食べ物や飲み物があります。 美肌効果に期待がもてるハーブティーとして代表的なものは、ローズヒップです。 ローズヒップには、耐熱性をもつビタミンCがしっかりと入っています。 そのためたとえ温度が高くてもであっても効果が失われません。 ビタミンCは、ぴんとはった肌を獲得するために欠かせない成分なのです。 肌にはりをもたらすコラーゲンを作り出すための重要な素材になるからです。 ビタミンCは、レモンなどに多く含まれていて割と口にすることの多い成分なのですが 熱に強くなく数時間経ってしまうと体の外に出してしまうといったデメリットがあります。 必要な量以外の余ったビタミンCは、体の中に貯蔵しておくことができず どんどん尿と一緒に出てしまうのです。 ビタミンCの特徴として、空腹時より満腹時である方が、吸収率が増すことが証明されています。 食事の際にビタミンCの含有量に優れた食品をいっぱい食べた方が、効率的に補っていけます。 柑橘類に限らず野菜の中にもビタミンCが大量に含有されているものがあります。 例えば、ブロッコリー、芽キャベツ、赤・黄ピーマン、菜の花などを盛り込んだ料理が適しているでしょう。また時期によってどのくらいビタミンCが入っているのかが変わる野菜もあります。 ブロッコリーやほうれん草は、夏と冬と比較すると夏の3倍ものビタミンCがあることが 明らかになっています。 ビタミンCの減り具合を抑制するように調理のときには色々考えて取り入れるようにしましょう。 今日からできるハリ肌対策をお伝えしましたが、いかがでしたか? どれも、即効取り組めてかつ効果が期待できるものばかりだと思います。 しっかり対策をして、ハリのあるお肌を目指しましょう! |
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井上 清乃 ビューティーデザインコーチ井上清乃のイメージアップコラム コラム一覧>> |
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