人前で話さなければいけないとき、緊張とうまく付き合う方法 |
私は、企業研修講師という仕事をしています。 講師歴は9年ほど。 それなりの経験年数があるので、人から「人前で話すのは慣れているでしょ」「もう緊張とかしないでしょ」と言われることがあります。 確かに、人前で話すこと自体は、それなりに慣れてきたと思いますが、一方で、緊張しないかというと全然そんなことはない。 今でも、けっこう緊張します(^^) でもね、緊張はするのだけど、緊張に対処する方法は以前に比べてだいぶ身についてきたように思います。 今日は、この「緊張とうまく付き合う方法」について書いてみようと思います。 私にとって、緊張とうまく付き合う上で一番大切なこと、それは、相手視点になるということ。 言い換えると、緊張しているときというのは、往々にして自分視点になっていることが多いのです。 例えば、 「うまく話せてる?」 「どんなふうに思われてるだろう?」 「言葉に詰まってしまったらどうしよう」 「突っ込まれたらどうしよう」 というように。 これって、気にかけている対象はあくまで自分。自分視点です。 こういう自分視点モードにおちいると、自分の一挙手一投足が気になってしまい、より緊張につながってしまいます。結果、行動がぎこちなくなり、それでよけいにうまくいかなくなって、更に緊張するという悪循環です。 自分がこんなモードに陥っているなと思ったら、私は「今、目の前の人のために自分にできる最大限のことをやる」という言葉を、心の中で、呪文のように唱えます。 こうすることで、自分のモードを相手視点に切り替えるのです。 よどみなくしゃべれるかどうかは関係ない。 大切なのは、相手の役に立つこと。 それが今の自分にとって一番大事なこと。 その軸に立ち返ることで、自分がどう思われているかという視点を捨て、相手の役に立つことに集中することができるのです。 そして、結果的に、その方が相手にとって受けがいい。そして、満足度も高くなる。 人前で話すときなど、緊張するなって思ったら、よかったら、参考にしてみてくださいね。 |
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プロコーチ小川由佳が、自分らしく仕事や人生を花開かせるためのヒントをお届けします。
小川 由佳
コーチ、研修講師業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。 FAITH(フェイス) HP:http://office-faith.jp/
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