風の彼方へ(執行草舟 横田南嶺 )


禅は「わからぬがよろしい」
風の彼方へ
執行草舟 (著), 横田南嶺 (著)
執行草舟 (著), 横田南嶺 (著)
早いもので今年も残りわずか。振り返ればさまざまな挑戦の機会に恵まれました。
7月は憧れのジャズに取り組み、本場アメリカのバークリー音楽院准教授を務めたピアニストとのコンサート。蓋を開けてみないとどう展開するか分からない(!) ワクワクの舞台でした。
8月は念願の親子コンサート。保育園からの依頼演奏を15年続けていますが、初めて自身で親子イベントを企画しました。
子どもが楽しめる音楽は大人も楽しめる。生演奏に触れてノリノリのわが子の姿に保護者の方も幸せな気持ちになられたことでしょう。
これからの日本を背負う子どもや若いお父さん、お母さんに音楽を通して何かを感じていただきたい。そんな気持ちがようやく実現しました。
さて、今年最後の挑戦がいよいよ迫ってまいりました。
それは、弦楽四重奏のコンサートです。
弦楽四重奏はヴァイオリン2人、ビオラ、チェロの4人の編成です。
同族楽器の織り成すハーモニーは極上で、個人的には「天国の響き」と呼んでいます。弦楽四重奏の一員として、弾いていて強くそう感じるのです。
これを一人でも多くの方に体験していただけたら素晴しいのではないか。その一心で企画しました。
テーマは“クラシック通の方もそうでない方も楽しめる演奏会”。
クラシックの名曲も「あ、これ聴いたことがある!」といったものが中心です。なぜなら、知っている曲は聴きながら心で一緒に歌えるのです。
そして何より様々な世代に愛されるディズニーの名曲やアニメ、映画作品、ジャズのスタンダードナンバー…。
クラシックに限らず名曲は奏者をも高揚させます。お客様との一期一会を大切に心温まる会にしたいと思います。
しかし、ジャズや親子コンサート、弦楽四重奏…と新しい扉をドンドン開けて、主催側としては企画内容や集客など「どうなるの?」と大きな不安が立ちはだかります。
そんな時に出会ったのが「風の彼方へ」です。
7月は憧れのジャズに取り組み、本場アメリカのバークリー音楽院准教授を務めたピアニストとのコンサート。蓋を開けてみないとどう展開するか分からない(!) ワクワクの舞台でした。
8月は念願の親子コンサート。保育園からの依頼演奏を15年続けていますが、初めて自身で親子イベントを企画しました。
子どもが楽しめる音楽は大人も楽しめる。生演奏に触れてノリノリのわが子の姿に保護者の方も幸せな気持ちになられたことでしょう。
これからの日本を背負う子どもや若いお父さん、お母さんに音楽を通して何かを感じていただきたい。そんな気持ちがようやく実現しました。
さて、今年最後の挑戦がいよいよ迫ってまいりました。
それは、弦楽四重奏のコンサートです。
弦楽四重奏はヴァイオリン2人、ビオラ、チェロの4人の編成です。
同族楽器の織り成すハーモニーは極上で、個人的には「天国の響き」と呼んでいます。弦楽四重奏の一員として、弾いていて強くそう感じるのです。
これを一人でも多くの方に体験していただけたら素晴しいのではないか。その一心で企画しました。
テーマは“クラシック通の方もそうでない方も楽しめる演奏会”。
クラシックの名曲も「あ、これ聴いたことがある!」といったものが中心です。なぜなら、知っている曲は聴きながら心で一緒に歌えるのです。
そして何より様々な世代に愛されるディズニーの名曲やアニメ、映画作品、ジャズのスタンダードナンバー…。
クラシックに限らず名曲は奏者をも高揚させます。お客様との一期一会を大切に心温まる会にしたいと思います。
しかし、ジャズや親子コンサート、弦楽四重奏…と新しい扉をドンドン開けて、主催側としては企画内容や集客など「どうなるの?」と大きな不安が立ちはだかります。
そんな時に出会ったのが「風の彼方へ」です。
(本文よりp.228)
禅は「わからぬがよろしい」
横田南嶺氏:禅には答えがありません。
執行草舟氏:だからいいのです。人間の無限成長を促します。そして魂の無限の進化を補助するのです。…だから、横田管長が携わった岩波書店の『禅林句集』が最高なんですよ。言葉だけで解説がない。自分で考えろという禅の本質を表しています。
人間というのは弱い生き物ですから、禅語の意味や答えが書いてある本を見るとどうしてもそっちを見てしまう。自分で考えずに、意味を読んで答えらしきものを知ってしまう。
「よし!『わからぬがよろしい』の精神でいこう!」
そう思った後、ハッと気付いたのですが、振り返ればこれこそ今年のキーワードでした。
挑戦続きだった2019年。今年のみならず、これから一生を通してこの言葉を胸に生きていきたいと心に誓いました。
そう思った後、ハッと気付いたのですが、振り返ればこれこそ今年のキーワードでした。
挑戦続きだった2019年。今年のみならず、これから一生を通してこの言葉を胸に生きていきたいと心に誓いました。


植木 美帆
チェリスト
チェリスト
兵庫県出身。チェリスト。大阪音楽大学音楽学部卒業。同大学教育助手を経てドイツ、ミュンヘンに留学。帰国後は演奏活動と共に、大阪音楽大学音楽院の講師として後進の指導にあたっている。「クラシックをより身近に!」との思いより、自らの言葉で語りかけるコンサートは多くの反響を呼んでいる。
Ave Maria
Favorite Cello Collection
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