関西で働く女性のライフスタイルマガジン［関西ウーマン］

新年あけましておめでとうございます！早いもので、もう令和も2年目に入りますね。皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたか？

実は、私、今回の年末年始は、娘→私→夫とリレー式にインフルエンザA型になり、お正月どころではない！という状態でした。ほんと、こんな体験は初めてです。

基本的には「もう二度とごめんだ！」という気持ちですが、ただ、そんな散々な体験の中でも１つ、じわりと心があったかくなるようなことがありました。これについて、今回は書きますね。

娘がインフルエンザで高熱を出したのが、12月29日。当然のことながら、年末ゆえ、近所の病院はどこも開いていない･･･（涙）。ということで、うちから少し離れた京都市の救急診療所に車で行きました。

そこで見たのは、たくさんの患者さんたち。娘の順番は30番目くらい･･･といった混み具合でした。

そして、2日後の31日、今度は私がインフルエンザになり、再び救急診療所へ。そのときは、私の順番は、なんと90番目くらい。娘のときより3倍くらい患者さんが多い！

くらくらしそうになりながら（というか、体調不良で既にくらくらしていましたが）がんばって診察を待ちました。

そんな中で、ふと受付や応対してくれている職員さんをみると、どなたも、とても笑顔で丁寧に接してくださるのです。

こんな年末年始で誰もが休みたいであろう時期に、それも、診療所内、病人がたくさんで、ウィルスやら細菌やらが空気中で蔓延しているであろう、どう考えても居心地のいい環境とは言えない中で。

1人1人に親切に対応してくれる職員の方々の姿を見ていると、体調が悪い中でも心が温かくなるのを感じました。

更に、診察してくださった、小児科や内科の先生方もすばらしかった。お二人とも、長く待っていたことをねぎらってくださった後、笑顔で感じよく話しかけ診療してくださいました。

こういった光景は、もし私が、そして、娘が、この時期にインフルを発症していなければ、知らないで終わったであろう光景です。

きっと、年末年始に紅白でもみてのんびりしていたでしょうし、まさに同じ頃に、こういった光景が繰り広げられているということは想像だにしなかったでしょう。

いろんなところで、人のために、地道にすごい仕事をしている方々がいる。そして、そのような方々に、私たちの生活が支えられている。

ちょうど、以前、テレビドラマであった、「地味にスゴイ！ 校閲ガール 河野悦子」のことを思い出してしまいました（＾＾）

年初にこういった気づきを得られてよかったなあと思う今日この頃です。（とはいえ、二度とインフルにはなりたくないけれど･･･笑）