大きな出来事を前にして萎縮してしまいそうになるとき |
大きな商談に臨むとき、ここぞというプレゼンテーションをするとき、大切な試験を受けるとき・・・などなど。 大きな出来事を前にして、萎縮してしまうことはありませんか? 胸がきゅ~と締め付けられるような感じがしたり、お腹が痛くなったり・・・。 子供の頃の私なんて、萎縮すると必ずといっていいほど熱を出していましたし(ピアノの発表会の前とか)、大人になってからでも、お腹がゆるくなったりしていました。お腹がゆるい状態でプレゼンしたこともあります(^^;) そんな不快な症状だけで済むならまだしも、萎縮すると、緊張のあまり頭に血が上って普段の力を発揮できなくなる、なんてこともあるかもしれません。 でもね、「萎縮している」っていうのは、あなたが「チャレンジしている」「がんばっている」ことの証なのです。 その出来事や状況に立ち向かおうとしているからこそ、立ち向かう対象への恐れから萎縮してしまうのですね。 もし、チャレンジせずに、がんばらずに、あきらめることを選択していたら、萎縮などしないのです。 スポーツ心理学の権威であり、タフネストレーニングで有名なジム・レーヤーによると、ここぞという出来事に直面したときに「最高のパフォーマンスを生み出す理想的な心理状態」でいられる状態をステージ4とすると、萎縮している状態は一歩手前のステージ3だそうです。 ≪ここぞという出来事に直面したときの心理状態≫ ・ステージ1 放棄: あきらめる、投げ出す ・ステージ2 怒り: 狼狽する、かんしゃくを起こす ・ステージ3 萎縮: 神経質になる ・ステージ4 チャレンジ: 意欲が湧く 愛おしくならないでしょうか(^^) そんな自分を心の中で抱きしめてあげてください。 そして、決して責めるのではなく、寄り添ってあげてほしいなあと思うのです。 |
プロコーチ小川由佳が、自分らしく仕事や人生を花開かせるためのヒントをお届けします。
小川 由佳
コーチ、研修講師業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。 FAITH(フェイス) HP:http://office-faith.jp/
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