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小川 由佳 コーチ、研修講師 FAITH(フェイス)
プロコーチ小川由佳が、自分らしく仕事や人生を花開かせるためのヒントをお届けします。
働く女性の自分らしい生き方入門 メンタルカウンセリング 2017-02-28
行動すること自体に意味がある
「失敗しちゃったら・・・」
「うまくいかなかったら、どうしよう」
「周りの人にどう思われるかな」

そんなふうに結果を気にして、なかなか行動に踏み切れないことってありませんか。

私は過去、けっこうありまして(汗)

その最たるものが、会議などでの発言。

例えば、皆があれやこれやと発言し、議論を戦わせる中、

「こんなこと言って、『つまんない意見だ』って思われないかな?」
「だめなヤツって思われないかな?」

などと余計なことばかり考えてしまい、どうしても発言ができないのです。

そんな自問自答をしているうちに、議論はどんどん先に進み、発言するきっかけを失い、更に議論は進んでいく・・・ なんてことが多々ありました。

こんな私の背中を押し、「行動することの大切さや意味」を教えてくれた、友達の言葉があります。今回の記事では、この言葉をシェアさせていただきますね。

会議でなかなか発言できない自分が辛くて、あるとき、つい友人に「私ってだめなのかな・・・」と愚痴をこぼしたところ、友人が私にこう言ったのです。

「会議とか議論ってさ、意見の中身どうこう以前に、そもそも発言するってこと自体に価値があるんだと思うよ。発言するってことは、議論のきっかけや流れを作るってことだよね。誰も発言しなかったら、そもそも議論は起こらないよね。」

なるほど・・・と、目から鱗が落ちた思いがしました。

例えて言うと、水面に投げられた石。

石を投げると水面に波紋ができます。つまり、変化が起こります。でも、石を投げなければ水面はそのまま。なんの変化も起こりません。

それと同じ。

つまんない意見だろうが何だろうが発言すれば、そこからまた議論は動き出します。でも、発言しなければそのまま。

「石を投げる」という行動自体に「生み出す」という意味があるのか・・・。

それ以来、結果を気にして行動できないとき、あるいは、行動しても思うような結果にならなくて落ち込みそうになるとき、その行動をすること自体の意味や価値を考えてみるようになりました。そして、まずは行動すること自体にチャレンジしてみるようになりました。

行動したいという気持ちはあるのに、自分の中に恐れがあって、どうしても行動に踏み切れないとき、とても苦しいです。

でも、その行動自体に、何かの意味が隠れているかもしれません。想像もしていなかったような貢献につながるかもしれません。

行動できなくて苦しいとき、「その行動自体に意味があるかも」そう自分に声掛けをしてみてはいかがでしょうか。

一歩踏み出せるといいですね^^
プロコーチ小川由佳が、自分らしく仕事や人生を花開かせるためのヒントをお届けします。
小川 由佳
コーチ、研修講師
業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。
FAITH(フェイス)
HP:http://office-faith.jp/
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