いい仕事をするために大切なこと |
以前、日経新聞を読んでいたら、 フレンチシェフ 坂井宏行さんの記事が目に留まりました。 坂井宏行さん、ご存知ですか? かつて、TV番組「料理の鉄人」で 「アイアンシェフ」として 有名になった方です。 坂井さんは28歳の時、 鉄板焼き店で働いていた所を、 鬼怒川温泉ホテルのオーナーに抜擢されて、 フレンチレストランの料理長になったのだそう。 そばが1枚100円の時代に、 3万円のコース料理を出す、レストランの料理長。 坂井さんが、その重責に 押しつぶされそうになっていた頃、 オーナーがかけてくれたのが、 次の言葉でした 「おいしい料理を作り、 楽しむ時間を提供するには、 自分がハッピーでないといけないよ」 それ以来、坂井さんは、 体を積極的に動かしたり、 ファッションにも気を配ったり。 仕事を忘れる時間を、意図的に作ったのだそう。 今も、 「100%の力を出し続けられなくても、 80%なら続けられる。 20%は自分の幸せのために とっておくことを心がけてほしい。 その姿勢がおいしいフレンチ作りに つながるのだ」 と信じ、従業員にも そう伝えているのだそうです。 = = = 「自分が楽しめていないと、 いい仕事はできない」 これって、料理の世界に限らず どこの世界でもいえることじゃないかな って思います。 私自身、研修やセミナーで講師をするとき、 心がけているのが、 「自分自身が楽しもう」 ということです。 (実は、私、お恥ずかしながら、 研修やセミナーに登壇する直前には、 必ず トイレの鏡の前で、自分に向かって 「今から楽しんでいこう♪」と呼びかけています。) おもしろいもので、 これが如実に結果に影響するのです。 自分自身が楽しむことができたとき、 研修やセミナーは、ほぼ間違いなく 有意義で活気ある学びの場になります。 楽しんでいる空気が伝わって、 受講者さんもリラックスして笑顔^^ また、楽しむことで、心に余裕ができるので、 受講者さんの反応や進捗状況に応じて いろんなアイデアが思いつき 臨機応変な対応ができるのです。 実際、研修後のアンケート結果もいいです。 一方、緊張のあまり、 楽しむことができなかったとき、 研修やセミナーも、 いまいち盛り上がりに欠ける場となってしまいます。 心の余裕のなさが、 行動のぎこちなさを生み、 相手に伝わってしまうのでしょうね。 責任重大な仕事のとき、 自分にとってこれこそはというとき、 などなど。 自分ががんばって成果につなげたい仕事であればあるほど、 私たちは、逆に、心に余裕をなくし、 とにかくがんばろうとしてしまいがち。 だけど、そんなときこそ、 「楽しめていますか?」 という問いを、自分に投げかけられればいいなと思うのです^^ |
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