起こっていることは、実はとてもシンプル |
かつて、会社員時代、 ちょっとしたことで気持ちが揺れたり、動揺してしまうことがありました。 例えば、自分のアウトプットに対して、 上司やチームメンバーから、ネガティブなフィードバックがあったとき。 フィードバックを受け取ったとたん、心がもやもや。 悲しくて泣きたくなったり、腹が立ってイライラしたりすることもありました。 そんなとき、救われたのが、夫からの問いかけ。 彼は、淡々と、それでいて、全く私の意表を突いた問いかけやコメントをしてきます。 「何があったの?」 「それって、本当?」 「要は、こういうこと?」 「でもさ、上司って、そもそも、そうすることが役目なんじゃないの?」・・・ そんな問いかけに(時には泣きながら^^;)答えていくことで、気づくのは、 「物事はとてもシンプル」ということ。 そう、実際に起こっていることはシンプルなのに、その中のある1点にだけ目がいってしまって、 結果として、起こっていることを曲解したり、拡大解釈してしまっているのですね。 で、そこから感情が暴走していたり、モコモコ膨らんだりして、"悲しみ"や"怒り"になる。 例えば、起こっていることは、上司は 1. 「客先に提出するにあたり、私のアウトプットは、〇〇を改善した方が受け入れられる」 と思った 2. それを私に指摘した それだけ。 なのに、私は、「改善点を指摘された」という点に目がいき、それを、 「ダメ出しされた、否定されている」 「できないヤツだと言われた」 「がんばったのに、認めてくれない」 というように曲解・拡大解釈してしまっているわけです。 その根底にあるもの。それは、 「まずは受け入れてほしい」 「がんばっているのを認めてほしい」 「上司なんだから、こう振舞うべき」 「こういうところに気づくべき」 という期待や思い込み。 そんな期待や思い込みが根底にあるから、 それが満たされない(と解釈できるような)物事があると、 そこに目がいってしまい、感情が暴走してしまうのですね。 でも、問いかけによって紐解いていくと、起こった出来事はとてもシンプル。 そして、それに気づけると、 「な~んだ。そうだったのかあ。私の心が暴走していたのかあ」 とわかってラクになります。 また、心の奥底にある思い、心のクセに気づくことができます。 もし、みなさんの心が揺れそうになったら、感情が暴走しそうになったら、 「起こっていることは、実はシンプルかも?」ってこと、 問いかけてみてはいかがでしょうか。 違った見方が開けるといいなと思います^^ |
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