2月の冬も終わりを迎え、季節はようやく春を迎えようとしています。
新しい生活を迎えるこの季節、気分転換にお部屋のインテリアやお洋服などお買い物をしたくなる季節です。
物を購入する時、ブランドのネームバリューも=信頼として、購入するひとつの理由になると思います。
おそらく、多くの人はそのモノにまつわる「背景」や、「作られた過程」は、気にも留めないかもしれません。
この世界には、たくさんの国が存在し、それぞれの「カラー」や「文化」があります。
私は、この「違い」こそ日常に新しい風を吹かせる、とてもオモシロイところだと着目しています。
今回ご紹介させていただくのは
「Pass the baton」というアパレル会社の取り組みです。
こちらは、世界各国で購入されたいろいろなおもしろい商品や、「眠っていたモノ」を蘇らせて「変身」させて販売している会社です。
例えば、とあるオシャレなランプ。
フランスの高級バター“ECHIRE”の業務用バターの移動の際に使用されるバスケットを使用して作られています。
本来なら捨てられてしまうバスケットをインテリアライトにリメイクしています。
また、展示会やイベントで使用されたモノやデッドストック品を新たにオシャレな蝶ネクタイとして変身させたり、余ったボタンをかわいいアクセサリーにしたりしています。
宮城県亘理町てしごとプロジェクトより生まれた古い着物地のリメイク商品「FUGURO」。
こちらは選りすぐりの着物地で作ったきんちゃく。
日本魂が入っています。
また、豊富な取り組みも魅力のひとつ。
ここで出品された商品が売れると、売上の50%が出品者に配分され、出品者はその売上の一部、もしくは全額をは「ECO」、「KIDS」、「FOOD」、「GREEN」、「ART」、「SPORTS」、「EMERGENCY SUPPORT」の7つのカテゴリーの中から、出品者に選んでもらい、「次へ託す」=「バトンを託す」
という取り組みになっています。
主な取り組みは以下
*「greenbird」への寄付・・子供の熱や病気のときに安心して預けられる看護と保育の融合「病児保育」を提案、実践している団体。仕事と子育ての両立を「当たり前」にする社会作り
*「OISCA」への寄付・・地球規模で森林破壊が進む中、この団体は植林、間伐を各地域と行い、間伐を利用したプロジェクトや森をつくりCO2を吸収する力などを回復させ、人々が自然エネルギーと共に歩む未来を目指し活動しています。
*東日本大震災復興プロジェクトへの寄付
*市民とアーティスト、ミュージアムが連携しオリンピック活動の普及、保全活動など
私は先日、ここでブレスレットを購入しました。
このブレスレットは由緒ある美術館の中に眠っていたパーツたちを集めて新しい作品としてつくられたそうです。
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