資格取得についての第3話目。
今日は「資格は掛け算で考える」といことを考えてみようと思います。
簡単に言えば一つの資格より3つの資格という事です。
それも簿記3級から1級まで縦の関係で持っているというのではなく。
ちょっとずつ関係のある資格を横に広げて持つという事。
例えば現在私はFP(ファイナンシャル・プランナー)とキャリアカウンセラーの資格を持っています。これは全く別の分野とも言えるのですが、人生を設計するという点から見ると共通点の多い資格なのです。
キャリアカウンセラーという資格を有する人は数万人いますし、FPも然り、けれども両方を持っているとなると (それでも多いのですが)ある程度絞られてきて、キャリアカウンセラーのセミナーでもお金に関する話題なら私にとなるわけです。
一見まったく関係のないような仕事も絡めることは可能です。例えば私は結婚式の司会を20年程していた経歴や婚活の事務所を運営していたこともあり、そうなると「キャリアと結婚」といった題目でセミナー依頼も来るわけです。
そう考えていくと、今まで体験した仕事が全て今の仕事に深く関わらせていくことは可能でしょうし、そうすることで 話しにも幅や厚みが出来て、私ブランドを創ること、オリジナルのテーマが出てくるわけなのです。
裏を返せば、今自分が持っている経験や資格をもう一度棚卸して新しい価値を生み出すことが出来ないか、発想のトレーニングをしてみることはとても有効でしょう。自分が夢中でやっていた趣味が仕事に結びつくのも、それを仕事化するちょっとした発想の転換が必要なのです。
以前、宅建取得した後 ヘルパー1級の資格を取ったことで、次にその二つを結ぶ住環境コーディネーター2級の資格を取ったのも同じ考え方からでした。残念ながら働くタイミングがあわず活かされないままになっていますが 住宅の知識と介護の知識があることで介護のためのリフォームもより深いサービスができたことでしょう。
こう考えていくと、ますます貪欲になってきて、次はどんな資格を取ろうかとついつい考え、やっぱり「資格取得オタク」の熱はしばらく止みそうにありません。
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